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社会学部講義科目

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社会動態研究分野 発展科目 41308 秋・冬 金曜日4時限  2単位

国際社会と文化A

担当教員:小ヶ谷 千穂
【教授言語】

日本語

【学部・学年の指定】

3年生以上

【授業科目の目的と概要】

本講義は国際社会学分野の応用編であり、基本的な国際社会学の概念や発想を既習の受講生と、「国境を越える人の移動」をめぐる最新の研究成果について共有していきたい。
とりわけ人の国際移動が生み出す「生成的な文化」と、それをとりまく社会構造について、「家族関係」や「子ども」に着目しながら考察を深めていく。
マクロな社会・経済構造の中で、人々が織りなしていくミクロな社会関係の持続と変容について、具体的な事例に即しつつ考察していきたい。
本講義を通してトランスナショナルな「社会学」としての国際社会学の魅力を確認し、社会科学全体の方法論的ナショナリズムを越えるような思考・発想を受講生が持てるようになることを目標とする。
 具体的な「ミクロな世界」を考える材料として、映像資料(フィクション・ノンフィクションを問わず)を多く用いる(一部、英語字幕のものも含む)。各テーマごとに、研究動向の紹介、映像資料を通しての事例検討、受講生とのディスカッションを組み合わせながら授業を進めていく。また、受講人数にもよるが、授業の最終日には受講生各自の期末レポートのテーマについて報告会を開きたい。

【授業の内容・計画(回数・日付・テーマ等)】

本講義では、国際社会学の中でも、特に人の国際移動と「家族関係」および「子ども」について具体的に考察していく。
1.イントロダクション:移民・移動研究の「大人中心主義」を超えて
2.移動の文化と家族関係①研究動向
3.移動の文化と家族関係②フィリピン映画を題材として
4.移動の文化と家族関係③グループディスカッション
5.子ども・若者の移動①研究動向
6.子ども・若者の移動②「1.5世代」と子どもの単身移動
7.子ども・若者の移動③JFC問題をめぐって
8.子ども・若者の移動④グループ・ディスカッション
9.「国際児」「ハーフ」「ダブル」①研究動向
10. 「国際児」「ハーフ」「ダブル」②JFC問題をめぐって
11.「国際児」「ハーフ」「ダブル」③「ハーフ」「ダブル」をめぐる語り
12.「国際児」「ハーフ」「ダブル」④グループ・ディスカッション
13. 講義のまとめ
14.期末レポートテーマ報告会

【テキスト・文献】

各テーマに即した文献は、適宜授業中に指示する。
講義全体を通しての参考文献としては、以下のものを挙げておく。
・宮島喬・佐藤成基・小ヶ谷千穂編『国際社会学』(有斐閣)
・岩淵功一編『ハーフとは誰か:人種混淆・メディア表象・交渉実践』青弓社
・Nagasaka Itaru and Asuncion Fresnoza-Flot eds., Mobile Childhoods in Filipino Transnational Families: Migrant  
 Children with Similar Roots in Different Routes,Palgrave Macmillan.
・S・マーフィ重松『アメラジアンの子供たち―知られざるマイノリティ問題』

【キーワード】

 

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