社会学部の授業情報

サイトトップへ戻る

サイトトップ > 社会学部授業情報 > 社会学部講義科目

社会学部講義科目

※ 当該講義情報の詳細は 本学学務情報システム・学生ポータル Mercas を参照してください。

社会動態研究分野 発展科目 41302 冬 月曜日2時限  木曜日2時限 2単位

社会の構造と変動B

担当教員:町村 敬志
【教授言語】

日本語

【学部・学年の指定】

各学部3年以上・大学院社会学研究科修士課程(共修科目)

【授業科目の目的と概要】

テーマ:「中間領域」の社会学―― 都市・社会に「接続領域」を埋め込む
 ネット空間の急速な発展、「つながり」の形態の変容、そしてリスク社会化にともない、空間の意味が大きく変化しつつある。しかし、ヴァーチャルな関係の世界がいくら肥大化しても、生身の人間どうしが直接の接触を経験する物的な特性をもった場は社会のなかに残り続ける。異質なものはいかに共存することができるのか。
 本講義では、「中間領域」をテーマに、さまざまな意味の「中間」(境界、コンタクト・ゾーン、グレイゾーン、半周辺、第三空間、サードプレイス・・・)の存立基盤、構造的背景、機能と役割、紛争と対立などについて、社会学の視点から検討をおこなう。これらを通じ、社会構造が具体的に生成される現場としての「中間領域」を事例としながら、社会学研究の現代的課題とその可能性について、基礎を学び、また具体的な分析・調査の経験を共有することをめざす。
1)「中間領域」の理論と歴史を学修することを通じて、社会学的な思考法の基礎を学ぶ。
2)共通テーマに関連した課題について、各自で具体的な調査・分析を経験することにより、理論と現場の間の連関について実践的な経験を積む。またその成果をレポートとしてまとめる。
3)以上を通じて、社会学の実践感覚を身につけることを目標とする。

【授業の内容・計画(回数・日付・テーマ等)】

テーマ:「中間領域」の社会学

Part 1  導入
1.都市の現在と「中間領域」――オリエンテーション

2.戦後日本における「中間領域」のかたち――映像と資料から

Part 2  理論
3.「中間領域」の社会学(1)――構造からみた「中間領域」

4.「中間領域」の社会学(2)――規範からみた「中間領域」

5.「中間領域」の社会学(3)――空間・時間からみた「中間領域」

ロケーション・レポートの組み合わせ決定、地点リスト等の提示】

6.「中間領域」の社会学(4)――調査論からみた「中間領域」
 【最終レポートに向けた課題説明】以降、各自の調査・分析を並行実施

Part 3 「中間領域」の構造と変動に迫る
7.「中間領域」研究の視点と方法(1)――出会いと集まりの形成
  
8.「中間領域」研究の視点と方法(2)――「決めないでおくこと」のかたち

9.「中間領域」研究の視点と方法(3)――「中間領域」を構造にどう埋め込むか

10.「中間領域」をめぐるポリティックス(1) 可視性/呈示/監視/排除

11.「中間領域」をめぐるポリティックス(2) 占有/変容/抵抗/創造

12  受講者よる事例報告を交えて討論

13.「中間領域」の将来:まとめ

【テキスト・文献】

特定のテキストは使用しない。指定文献を配布するほか、参考文献を紹介する。

【キーワード】

 

このページの一番上へ