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社会学部講義科目

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社会文化研究分野 基礎科目 42210 秋 火曜日3時限  金曜日3時限 2単位

ことばと社会

担当教員:五十嵐 陽介
【教授言語】

日本語

【学部・学年の指定】

2年生、3年生、4年生

【授業科目の目的と概要】

本授業は、社会言語学の基礎を学ぶことを目的とします。第1に、ことば(言語)と社会とが密接にかかわっていることを理解することを目標とします。言語と社会との関わりとは何か、そして言語から社会を理解するとは、社会から言語を理解するとはどういうことかを学びます。第2に、世界の言語は極めて多様であること、言語の多様性の背景には文化の多様性があることを理解したうえで、異なる言語・文化を持つ人々の間で行われるコミュニケーションの現状と課題について学びます。第3に、身近すぎて普段はあまり意識しないことば(言語)に関する諸問題は、どのようにしたら客観的な方法で分析することができるかを身に着けることを目標とします。講義形式を基本としますが、授業中にいくつかの練習問題を解いてもらうこともあります。スライドや音声・映像資料を適宜利用しながら解説を行います。
本学には言語学関係の授業が少ないため、社会言語学に関連する言語学の諸領域もこの授業で触れます。いずれの場合も具体的な事例を紹介しながら学んでいきます。
言語学の基礎知識がない学生にも理解できる内容とします。
ことばの多様性、世代差、性差、地域差、階層差などに興味のある学生(あるいはことば全般に興味のある学生)は是非受講してください。
毎回プリントを配布します。
具体的な事例を示しながら、世界のことばは極めて多様であることを理解し、ことばを通じて社会を理解する方法、社会を通じてことばを理解する方法を学んでいきます。

【授業の内容・計画(回数・日付・テーマ等)】

第1回:「言語学・社会言語学」言語学とは何か。社会言語学とは何か。
第2回:「社会のなかの言語、言語の中の社会(1)」世界の言語の多様性。言語と方言の違いとは。
第3回:「社会のなかの言語、言語の中の社会(2)」レジスターとスタイル。言語が違えば世界の認識も変わるか。
第4回:「言語の選択」多言語社会ではどのように言語が使い分けられているのか。
第5回:「社会言語学上のパターン(1)」社会階層による言語差。スタイルによる言語差。英語における階層差
第6回:「社会言語学上のパターン(2)」性別による言語差・世代による言語差。標準語とは何か。英語の標準語とは?
第7回:「言語と性」言語は性別によってどのように変わるか。
第8回:「社会から見た言語変化(1)」
ことばは変化する。比較言語学。
第9回:「社会から見た言語変化(2)」
方言学と言語変化。言語地理学。
第10回:「社会から見た言語変化(3)」
社会言語学的な言語変化研究。永続的な変化と一過性の変化。
第11回:「接触言語:ピジンとクレオール」
その起源・構造・語彙。社会的文脈におけるピジン・クレオール。英語を上層言語としたクレオール。
第12回:「社会問題としての言語問題」
言語教育の問題。精密コードと限定コード。正しいことば遣いとは何か。バイリンガル教育
第13回:「琉球列島の言語」琉球語とはなにか。琉球語の多様性。琉球語の形成。日本語本土方言との関係。

【テキスト・文献】

教科書は定めません。教材・参考資料としてプリントを毎回配布します。

以下は参考図書です。
・ロメイン・スーザン(著)、土田滋・高橋留美(訳)『社会の中の言語』三省堂
・田窪行則(編)『琉球列島の言語と文化』くろしお出版

その他の参考図書は授業内に指示します。

【キーワード】

文化、言語・コミュニケーション

 

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