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社会学部講義科目

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社会動態研究分野 発展科目 41305 秋・冬 水曜日2時限  2単位

家族社会学

担当教員:木本 喜美子
【教授言語】

日本語

【学部・学年の指定】

社会学部3年生以上

【授業科目の目的と概要】

現代家族がかかえる問題を明らかにするためには、家族の歴史変動過程を把握し、現地点を明らかにする必要があります。何ごとによらず「ものすべてに始まりがあれば終わりがある/私たちはいったいどのあたり?」(茨木のり子詩集「問い」の一節より)と問うことから始めることは、もっともオーソドックスなアプローチです。とりわけ家族を研究対象としてとりあげるうえで、このアプローチを欠かすことはできません。なぜなら家族という存在はだれにとっても身近なものであり、あまりに自明な存在だと信じられてきたために、「始まり」と「終わり」に思いをめぐらせる習慣に乏しかったからです。この講義では、家族の歴史的変動過程に注目し、その把握と解析方法を検討します。なかでも、とりわけジェンダー・アプローチを軸に据えながら論じていきます。

【授業の内容・計画(回数・日付・テーマ等)】

多様な家族社会学に関する理論的立場をとりあげ、講義を解説していくなかから、家族の社会学的分析方法の習得を目標とします。家族社会学の研究史における基礎的用語をマスターしながら、家族変動をふまえた現代家族の問題をとらえるとともに、この問題に分析のメスを入れることができる力量の獲得を目指します。
テーマ:「家族変動とジェンダー」
(1) 現代日本における家族//何が問題か
1-1 家族変動の基本方向
1-2 「社会問題の家族化」の時代
1-3 先進諸国における「家族の危機」と日本
(2) 家族研究の歴史
2-1 家族をめぐる論争の始まり・その時代
2-2 家族発展史の解釈
2-3 女性解放の展望
(2) 近代家父長制と家族
3-1 近代社会と性別分業論
3-2 市民革命の原理とその限界
3-3 近代家族論
3-4 資本主義社会における家族
(3) 現代日本の家族とジェンダー
4-1 企業社会とジェンダーの配置構造
4-2 企業社会と家族のゆくえ

※なお毎回レジュメと資料を配ります。

【テキスト・文献】

テキストは用いません。講義で取り上げるテーマごとに参考文献を紹介する予定です。主要な参考文献として次の2冊を挙げておきます。いずれも図書館で借りることができます。木本喜美子『家族・ジェンダー・企業社会-ジェンダー・アプローチの模索-』ミネルヴァ書房、1995年。アンソニー・ギデンズ『親密性の変容-近代社会におけるセクシュアリティ、愛情、エロティシズム-』 (松尾精文他訳)而立書房,1995年。

【キーワード】

 

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