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社会学部講義科目

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科目群外講義 発展科目 47304 秋・冬 水曜日2時限  2単位

ジェンダーとセクシュアリティの心理学

担当教員:柘植 道子
【教授言語】

日本語

【学部・学年の指定】

学部3年生以上

【授業科目の目的と概要】

ジェンダーやセクシュアリティを扱う心理学理論や研究に対する批判的な目を養い、実社会における、適応、人間関係、メンタルヘルスに関する意識を高めることを目的とする。

1)心理学領域におけるジェンダー、セクシュアリテ研究を外観する
2)ジェンダーやセクシュアリティにまつわるメンタルヘルス問題、人間関係形成、自己実現阻害要因に対する理解を深める
3)社会の中の一員としての自身のジェンダー観、セクシュアリティ観を認識し、自身の抱えるメンタルヘルスや人間関係、アイデンティティ形成における理解を深める
4)心理学領域のジェンダー・バイアス、セクシュアリティ・バイアスのほか、ジェンダー研究に対する批判的な目と建設的な思考を養う

<達成方法>
1)心理学領域におけるジェンダーバイアス研究、セクシュアル・マイノリティ調査や研究紹介を行う。
2)古典の心理学理論、代表的な性差研究を紹介し、心理学におけるジェンダーバイアスの問題を提示する。(発達心理学、臨床心理学、自我心理学等)
3)現在社会問題として挙げられる、DV、レイプ、セクシュアル・ハラスメントについての理論、研究を紹介し、ジェンダー心理学視点から理解、解釈、臨床、介入可能性について紹介する
4)セクシュアル・マイノリティのメンタルヘルス、人間関係等の研究を紹介し、介入可能性と付随する問題を提起する
5)ジェンダーとセクシュアリティにおけるアイデンティティ・モデルを紹介し、日常と照らし合わせ自身の発達段階の理解と自身に問題意識を持つ意義について説明する
レクチャー:理論や概念、研究などを紹介
グループディスカッション:セクシュアリティについてのディスカッションを行う
資料・文献:授業中に配布、もしくはmanabaに掲載。
コメントシート:出席票をかねるコメントシートは各講義終了後に提出。講義に関する質問や意見を述べるように。提出されたコメントは次の講義にて匿名で紹介する事もある。匿名でも紹介されたくない場合は、その旨をコメントシートに記載すること。

【授業の内容・計画(回数・日付・テーマ等)】

社会における性、ジェンダー、セクシュアリティの持つ意味や問題を心理学見地からアプローチする。
具体的には、ステレオタイプ、アイデンティティやその発達、人間関係や親子関係、価値観や態度、メンタルヘルス、精神疾患、認知発達、自殺やいじめの心理力動、などの心理学領域を扱う。

<授業予定>

9月26日(水)第二回講義は休講。
10月29日(月)補講日に授業を行う。

性、ジェンダー、ジェンダー・ステレオタイプ
ジェンダー役割、ジェンダー役割態度、ジェンダー役割負担
心理学における性差研究の問題、研究バイアス
レイプ、ドメスティック・バイオレンス、セクシュアル・ハラスメント
ジェンダー発達、ジェンダーと人間関係
ジェンダーとメンタルヘルス、ジェンダーと健康
セクシュアリティ(概念と定義、歴史的変遷、精神疾患との関連)
セクシュアル・マイノリティ 1(下位概念と定義、歴史的変遷、ホモフォビア概念と研究)
セクシュアル・マイノリティ 2 ゲストスピーカー
セクシュアル・マイノリティ 3 セクシュアル・マイノリティの中の多様性
セクシュアル・マイノリティ 4(メンタルヘルスに関与する要因としての社会構造・内在化されたホモフォビア・カミングアウト、アイデンティティ形成)
発達心理学領域におけるジェンダー研究
フェミニストセラピー

【テキスト・文献】

<参考文献>・
Anselimi, D. L., & Law, A. L. (2007). Questions of Gender: Perspectives and Paradoxes. 2nd Ed.McGraw­Hill Companies, Inc., Boston.
Blumenfeld, W.J. (1992). Homophobia: How We All Pay the Price. Beacon Press: Boston
Brannon, L. (2016). Gender Psychological Perspectives 6th Ed., London New York Routledge, Taylor &​ Francis Group.
DSM-IV 精神疾患の診断・統計マニュアル(1996) 医学書院
DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引 (2013) 医学書院
針間克己・平田俊明 (2014). 「セクシュアル・マイノリティへの心理的支援」, 岩崎学術出版
石丸 径一郎, 2008, 同性愛者における他者からの拒絶と受容―ダイアリー法と質問紙によるマルチメソッド・アプローチ (シリーズ・臨床心理学研究の最前線),ミネルヴァ書房
岩崎直子(2004). 男性の性被害とジェンダー 宮地尚子編 トラウマとジェンダー:臨床からの声 金剛出版 pp.64-80
Kilmartin,C.T. (2007). The Masculine Self. Sloan Publishing: New York.
Levant, R.F. and Pollack, W.S.(2003). A New Psychology of Men. Basic Books. New York
Reinishch, J. M. (1991). The Kinsey Institute New Report on Sex: What You Must Know to be Sexually Literate. St. Martin’s Press: New York. 小曽戸明子・宮原忍(訳)最新キンゼイ・ リポート 小学館
Unger R.K. (2001). Handbook of the Psychology of Women and Gender. John Wiley & Sons, Inc. 森永康子、青野篤子、福富護(監訳)(2004)「女性とジェンダーの心理学ハンドブック」北大路書房
加藤秀一・石田仁・海老原暁子(2005)図解雑学 ジェンダー ナツメ社

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