社会学部の授業情報

サイトトップへ戻る

サイトトップ > 社会学部授業情報 > 社会学部講義科目

社会学部講義科目

※ 当該講義情報の詳細は 本学学務情報システム・学生ポータル Mercas を参照してください。

社会動態研究分野 基礎科目 41204 夏 月曜日2時限  木曜日2時限 2単位

国際社会学ⅠA

担当教員:伊藤 るり
【教授言語】

日本語

【学部・学年の指定】

全学部2~4年次対象(但し人数が多い場合には社会学部生を優先します)。

【授業科目の目的と概要】

国境を横断する越境的諸活動や過程が拡大し、グローバルな力学や構造がわたしたちの生活を揺るがす今日、国単位だけで社会の諸事象を考えたり、社会のメンバーシップと国籍の一致を自明視するような社会観は大きな転換を迫られつつあります。1990年代以降、先進資本主義諸国でみられる排外主義やレイシズムの台頭は、こうしたグローバルな社会変動と社会意識のあいだに大きなずれがあることを示すひとつの徴候といえます。そのような転換期において、社会と世界を捉え直すためのいくつかの社会学的基礎概念や視座を獲得し、人権感覚を備えてグローバル時代を生きる、市民(シティズン)としてのリテラシーを培うことを目的とします。
 なお、この授業はジェンダー教育プログラム(GenEP)の連携科目のひとつでもあるので、ジェンダーの視点から国際社会学を問い直す機会にもしていく予定です。

【授業の内容・計画(回数・日付・テーマ等)】

テキストとして宮島喬ほか編『国際社会学』(有斐閣)を用い、その他適宜副次的な文献や映像資料を用いていきます。下記【 】内の章は、テキストの『国際社会学』の章に対応します。各自テキストを入手し、事前に読んでくること。(なお、順番等、若干の変更があるかもしれません)
1・6月5日(月)・国際社会学という領域、方法、パースペクティブ【序章】
2・6月8日(木)・国民国家とシティズンシップの変容①理論的アプローチ【第1章】
3・6月12日(月)・国民国家とシティズンシップの変容②歴史的アプローチ【第1章】
4・6月15日(木)・トランスナショナルな移民ネットワーク【第2章】
5・6月19日(月)・労働市場と外国人労働者の受け入れ①フランスの事例【第3章】
6・6月22日(木)・労働市場と外国人労働者の受け入れ②日本の事例【第3章】
7・6月26日(月)・階層構造のなかの移民、マイノリティ【第4章】
8・6月29日(木)・グローバル化と家族の変容【第5章】
9・7月3日(月)・グローバル化のなかの福祉社会①移住者の社会的権利【第6章】
10・7月6日(木)・グローバル化のなかの福祉社会②グローバル・ケア・チェーン【第6章】
11・7月10日(月)・グローバル化と途上国社会の貧困・開発・移民【第9章】
12・7月13日(木)・移民/外国人の子どもたちと多文化の教育【第7章】
13・7月17日(月)・人の国際移動とジェンダー【第8章】
14・7月20日(木)・試験

【テキスト・文献】

☆テキスト
1)宮島喬・佐藤成基・小ヶ谷千穂編『国際社会学』有斐閣
☆参考文献
2)梶田孝道編『新・国際社会学』名古屋大学出版会
3)田中宏『在日外国人 第3版』岩波新書
4)小井土彰宏編、『移民受入の国際社会学』名古屋大学出版会。
5)カースルズ、S. & ミラー、M. J.、『国際移民の時代 [第4版]』名古屋大学出版会。
6)シバ・M・ジョージ『女が先に移り住むとき――在米インド人看護師のトランスナショナルな生活世界』有信堂
このほかテーマごとの文献は別途授業で示し、適宜資料を配布します。

【キーワード】

エスニシティ、ジェンダー・セクシュアリティ、国家・市民社会・公共性、人権、福祉・ケア、グローバリゼーション

国際移民、シティズンシップ

このページの一番上へ