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社会学部講義科目

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歴史社会研究分野 基礎科目 46218 春 火曜日3時限  金曜日3時限 2単位

アメリカ社会史総論A

担当教員:貴堂 嘉之
【教授言語】

日本語

【学部・学年の指定】

学部2年生以上。

【授業科目の目的と概要】

ヨーロッパによるアメリカ大陸の「発見」とアメリカ合衆国の成立は、近代世界における「人種」「民族」論の展開上、きわめて重要な意味を持つ。本講義では、アメリカ合衆国史の文脈において、この人種・民族論がどのように形成され、政治・社会を規定していったのかを概観しつつ、合衆国の成立から現代までの歴史をテーマ別に検証する。

授業の目的:現代社会において圧倒的なプレゼンスを持つアメリカ合衆国の歴史を中心に、近代世界におけるナショナリズム、人種主義、民族主義の起源と流行を辿り、現時点でのその課題を検証する。アメリカ合衆国の通史や国際関係論のみならず、人種・ジェンダー・エスニシティなどの人文・社会科学研究の基礎概念について学ぶ。

【授業の内容・計画(回数・日付・テーマ等)】

1 序論:人類の分類学と歴史学―「人種」「エスニシティ」「ジェンダー」とは何か?―
2 近代世界システムと「他者」へのまなざし
3 アメリカ大陸における人種論の展開
(1) 啓蒙主義とアメリカ合衆国の成立―「想像の政治共同体」における自由と不自由の共存
(2) 近代奴隷制の系譜
4 南北戦争と再建政治
(1) 奴隷解放と人種平等の実験―「自由労働イデオロギー」論―
(2) 国民化と人種化の相克―白人性をめぐって―
5 科学的人種主義に向けて
(1) ダーウィン革命と人種主義
(2) 出版革命と人種的他者の表象
(3) 優生学とアメリカ社会
6 移民の国アメリカの人種主義
(1) ネイティヴィズム
(2) アジア系移民の排斥運動―アジア系は白人か?―
(3) 反帝国主義運動と移民制限
7 革新主義とアメリカ化運動―新移民と国民化―
8 帝国主義の文化と人種主義
(1) 第一次世界大戦と民族自決
(2) 近代日本とアメリカの人種的位置
9 人種論から見た第二次世界大戦の意味
10 戦後世界と人種差別撤廃への道
(1) 冷戦とアジアの熱戦
(2) 公民権運動と解放
(3) 多文化主義を超えて
11 9.11とアメリカ社会 
12 オバマ政権の誕生とポスト・レイシズム
13 トランプ政権とアメリカの行方

【テキスト・文献】

 

【キーワード】

文化、言語・コミュニケーション、エスニシティ、ジェンダー・セクシュアリティ、国家・市民社会・公共性、人権、グローバリゼーション、平和・紛争・暴力

 

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