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社会学部講義科目

※ 当該講義情報の詳細は 本学学務情報システム・学生ポータル Mercas を参照してください。

人間・社会形成研究分野 発展科目 44303 秋・冬 火曜日2時限  2単位

教育研究法C

担当教員:木村 元
【教授言語】

日本語

【学部・学年の指定】

本科目は、学部3年生以上、大学院生も対象とする「発展科目A」に区分される。

【授業科目の目的と概要】

この授業では、教育研究の基礎を学ぶ。研究とはアカデミックな方法におけるアウトプットの仕方である。アカデミックなコミュニケーションと考えてもよい。インプットを中心に経験してきたと思われる受講者に対して、教育という固有な領域を研究するために、研究とは何かという「研究の方法」を身に付け、それを通して「教育という対象」についての認識を深めることを目的とする。
 教育研究の重要なポイントは教育という行為がどのように成り立っているかの困難を如何に深く理解するかにある。そのためには教育というコミュニケーションが成り立っている構造をそのポイントに即して知ることが必要である。その点に注目して授業を構成したい。教育学研究の基礎知識の習得のうえに、参加者にテーマを定めてもらい、具体的な研究対象と方法を選んで、実際に研究テーマを設定してアプローチを行ってもらう予定である。人数によって形態は異なる。

【授業の内容・計画(回数・日付・テーマ等)】

この授業の到達目標は以下の通り。
 教育研究法というアカデミックな方法で具体的な教育問題に自分なりにアプローチできるようになる。
 アカデミックな方法は固有な対象への学問の見方と手順を踏んだアプローチからなる。前者は認識論、後者は方法論として押さえられるが、その習得を踏まえて、受講者なりに対象にアプローチできるようになることを到達の目標としたい。
【授業の内容・計画】
 一般的な研究の基礎と教育研究の基礎を同時に学びながら、それと並行して自らで研究をシュミレーションして研究の方法を身につける。

①研究対象としての「教育」1
②研究対象としての「教育」2
③教育学研究の立脚点と基本的カテゴリー
④ペダゴジーの世界1
⑤ペダゴジーの世界2
⑥実際のトピックから考える
⑦実際のトピックから考える
⑧研究はどのように構成されるか
⑨研究の制作1
⑩研究の制作2
⑪研究の制作3
⑫研究のカンファレンスと評論1
⑬研究のカンファレンスと評論2
⑭研究のカンファレンスと評論3
⑮まとめ

授業の中盤から講義と並行しながら大きく課題別にグループをつくり、共同してそれぞれの研究をシュミレートする作業に入る。

【テキスト・文献】

主たる文献として木村元・小玉重夫・船橋一男『教育学をつかむ』(有斐閣)、木村元編『教育学』(医学書院)をもちいる。
参考文献として、中内敏夫『教育学第一歩』(岩波書店)、『新しい教育史』(新評論)、『「教室」をひらく』(藤原書店)、大田尭『教育研究の課題と方法』(岩波書店)、『教育学年報』  世織書房、田中智志・今井康雄編『キーワード現代の教育学』東大出版会、などを総論的なものとしてあげておくが、内容に即して適宜紹介していく。

【キーワード】

文化、言語・コミュニケーション、エスニシティ、ジェンダー・セクシュアリティ、国家・市民社会・公共性、人権、福祉・ケア、環境

 

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