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社会学部講義科目

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社会学科導入科目 40125 春・夏 木曜日4時限  2単位

社会研究入門ゼミナール(淵田 仁)

担当教員:淵田 仁
【教授言語】

日本語

【学部・学年の指定】

社会学部1・2年生

【授業科目の目的と概要】

この社会研究入門ゼミでは、文献読解と議論を通じて、思想史・政治思想史の基礎概念を理解し、思想史研究の方法論を身につけることを目指します。思想史(政治思想史)研究とは、思想家たちの考え(理論)を単に学ぶだけではありません。また、思想史研究では過去の時代から現在へと思想が発展・進歩するとは考えません。むしろ、ある思想が生み出される瞬間にはどのような社会的問題ないし論争があったのかという歴史的視点を重視するのが思想史研究です。そのためには、思想家たちのテクストや研究書を正確かつ批判的に読む(=解釈する)訓練が必要不可欠です。
 よって、思想史を研究する基礎能力を身につけるために、以下の①と②をおこないます。

①:基本的な政治思想史解説書を丁寧に輪読し、大まかな思想史を理解する
②:その解説書の記述に問題がないかどうか、他の文献(研究書や論文、ウィキペディアのようなネット記事も含む)と付き合わせながら、各記述や解釈の差異を指摘する

 この二つの作業を通じて、大学での発表・研究の基礎を身につけることができます。
 この授業では16世紀から18世紀までの西洋思想史を対象とします。主に、国家論(統治形態論、主権論)が問題となります。輪読する解説書は、國分功一郎『近代政治哲学』(ちくま新書)です。本書は思想の単なる解説に留まらず、初学者にも理解しやすいよう当時の社会的状況についての記述も豊富です。

【授業の内容・計画(回数・日付・テーマ等)】

授業は、以下のような方法で行います。授業内容の①と②を実践するべく、受講者を報告グループに分けます。
①グループごとに輪読担当を決めレジュメを作成し、授業内で報告する。他の受講者も質疑ができるよう事前にテキストを読んでおく(4〜10回)
②グループごとに輪読担当箇所について深く知るために、他の文献を取り上げ、各記述の論点の差異および現代的に通じる問題等を発表する(11〜13回)
※受講者が少数の場合は、個人発表になる

授業予定
1.ガイダンス(授業内容の説明、グループ分け、報告者の選定)
2.講義「思想史研究とは何か」、およびレジュメ作成、文献調査の仕方について確認
3.『近代政治哲学』輪読①:ジャン・ボダン
4.『近代政治哲学』輪読②:ホッブズ
5.『近代政治哲学』輪読③:スピノザ
6.『近代政治哲学』輪読④:ジョン・ロック
7.『近代政治哲学』輪読⑤:ルソー
8.『近代政治哲学』輪読⑥:ヒューム
9.『近代政治哲学』輪読⑦:カント
10.『近代政治哲学』輪読:まとめとディスカッション
11.グループ報告の準備
12.グループ報告①
13.グループ報告②

【テキスト・文献】

國分功一郎『近代政治哲学』、ちくま新書、2015年

【キーワード】

 

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